「福家」と太陽光発電の選択で、エコロジーにかなった暮らし。
北海道札幌市 A様邸
ホールのドアを開けると目の前には吹き抜けのリビングルームが広がる
赤い瓦風の三角屋根が愛らしい外観
南側の屋根に太陽光パネルが設置してある
発電量の推移をグラフに
当社が二年前から販売している2×6工法の住まい「福家」。外断熱と厚みのある充てん断熱によるダブル断熱や、高い気密性・断熱性を誇るトリプルサッシなどで、エネルギー効率に関心の高いお客さまにも自信を持ってお勧めできるプランです。札幌市にお住まいのAさん(三一)と奥さまにも、「断熱性や耐震性が高くて、太陽光発電を利用したマイホームを」というご要望を受けて、営業担当者が「福家」をご提案しました。
一昨年の冬に完成したマイホームには、赤い瓦風の三角屋根の南側に三・九KWの太陽光パネルが。積雪期でも雪が積もらず、効率よく太陽光を受けるよう工夫した屋根の傾斜で、冬でも日照さえあれば発電が期待できます。
一年のうちで最も発電が良好で、電力会社への売電量が多いのは六、七月。季節によって発電量は増減しますが、一年全体で見ると電気に関する収支はプラスだそうです。「十数年で、新築時のシステム設置費用を回収できるのでは」というのがAさんの予測です。
その根拠は、Aさんが毎月パソコンに入力している使用エネルギーの推移表やグラフ。発電量や売電量などの電気に関するデータ、ガスの使用量などを記録してその収支がひと目で分かり、良好な結果が得られているからです。
さらにAさんはこうしたマイホームの一連の性能に加えて、省エネ性の高いガス給湯システムも導入しており、これらの相乗効果でエコロジーにかなった住まいとなりました。
担当者と一緒に専門店へ
レンガ調サイディングが印象的な外観や、自然な色合いで統一された内装には、奥さまのお好みが反映されています。どの居室も洗練された雰囲気なのは、クロス選びなどコーディネートに工夫を凝らしたからでしょう。照明器具や家具を選ぶ際には、担当のインテリアコーディネーターが奥さまと専門店へご一緒して、アドバイスさせていただきました。
特にクロス選びのセンスが光るのは二階の寝室です。ダークブラウンのフローリング材に大判の花柄クロスを組み合わせて、バリ島のイメージに。赤みを帯びた間接照明の光が、空間全体を優しく照らします。
キッチンとダイニングは、ペンダントライトの採用が目を引きます。対面式キッチンには、スズランの花を思わせる型のものが二つ。ダイニングは、アンティークの折りたたみテーブルの重厚さに合わせて三連灯にしてあります。また玄関にはシャンデリア調、和室には和紙を用いたシーリングライトと、それぞれの空間の特徴に合わせた照明器具を設置しました。
間取りは、吹き抜けのリビングルームを中心とした回遊式に。奥さまは特に、玄関ホールからユーティリティ、キッチンへと移動しやすいのが気に入っているご様子です。一・二五坪の広さの浴室。その隣のユーティリティには、可動棚の造り付け収納や電動物干しを設けて、使い勝手の良さにも配慮してあります
PHOTO
レンガを敷き詰めた玄関アプローチ
正面の壁にはフクロウのアイアン飾りがシューズクロークが設けてある玄関
ホールの壁には飾り棚を設けた吹き抜け天井のリビングルーム
のぞき窓の向こうには子ども部屋があるリビングルームの隣の和室
吊押入れの下部は間接照明にアンティークのテーブルが置かれたダイニング
照明もテーブルに合わせてレトロ調に対面式キッチンからダイニングを望む
天井から二つのペンダントライトが一階トイレにはピンク色のバラのクロス
右手の手洗いカウンターも可愛らしいホールからユーティリティを望む
こちらのクロスは小さな花柄模様に寝室はダークブラウンの床材と大判の花柄クロスを組み合わせた
二階のホール——左手の柵越しに階下のリビングルームを望める
二階のオープンスペースの書斎
吹き抜けに面してカウンターを二階の西側に設けた子ども部屋
将来は二間の個室に間仕切りすることも
ご注文をいただいて

- 札幌厚別支店 営業主任 山本修將
- 【断熱性の高い「福家」をガス給湯でさらに省エネ】
太陽光発電を採用した断熱性能の高い家をご要望でしたので、その条件に合致した「福家」をご提案しました。省エネのガス給湯システムも導入して、電気とガスのエネルギーバランスの良いマイホームになったと思います。

Aさんご一家。(後列は左からコーディネート担当の福島課長、設計担当の月居主任、営業担当の山本主任、芳賀支店長)