
Mさんの趣味は、オンロードバイク。レースに出たり、本州まで2週間ほどかけて長距離ツーリングに出かけたりすることもあるそうです。そこでバイクを良好な状態に保つために欠かせないのが、日々のメンテナンス。昨年夏に完成したマイホームには、玄関入って左手、半地下のフロアに、バイクを整備するための部屋が設けてあります。
この整備専用室の広さは10帖。床に施工してあるフロアタイルは、傷が付きにくく、こぼれた油もふき取りやすい素材です。さらに重さ200キロ以上もある大型バイクを上からベルトで吊るせるように、天井付近には二本の太い梁を渡してあります。この梁にはスライド式のライトを取り付けました。整備する時、必要な箇所を照らせるように調整できるというわけです。
そして奥には、1階の二つの個室の下部を利用した収納スペースも。天井の高さは120センチですが、広々としているので、整備に必要な道具やバイク用品をゆったりと仕舞っておくことができます。
それより何より、こちらのお宅は家全体がバイクのためにあるような造り。階段室が吹き抜けになっており、玄関から階段を上がっていく途中でも左手に、整備室のバイクを眺めることができるのです。
また2階のリビングルームからも、階段室に面したカウンター越しにバイクの姿が。このように常にバイクが視界に入るお宅。Mさんも「バイクが主役なんですよ」とにっこり。毎日が至福の時間なのでしょう。
居住性への配慮も万全
実はMさん、以前は「バイクがいじれるのなら住むのはどんな所でも」と思っていたのだとか。その考えを変えるきっかけとなったのが、同じバイク仲間で函館にお住まいのNさんのマイホームでした。
2年ほど前に当社にご用命いただいたそのお宅は、やはり1階にバイク専用の部屋があるまさにバイクと「住」が一体化した造り。これを見てMさんは、当社に「柔軟な対応をしてくれる住宅メーカー」という印象を持ち、マイホーム新築を決意しました。そのNさんからご紹介をいただき、Mさんのご相談を承ることになったのは、Nさんのお宅の担当だった鈴木社員(北見支店)。実は鈴木社員も大のバイク好き。「同じバイク乗りとして気持ちがよく分かる」と、自分の家を建てるような思いで臨みました。


バイク部屋だけではなく、生活空間も住み心地がよくなければなりません。全体のデザインと居住性については、札幌豊平支店設計担当の長野課長代理が適切なご提案を。2階はダイニング・リビングルームが一体型の間取り。階段室の腰壁を造り付けカウンターにして、書斎として使えるのがしゃれています。2階にいるとゆったりした気持ちになれるのは、窓が大きくて開放的だからなのでしょう。
この全員の熱い思いが込められて完成したマイホーム。Mさんも「寒い季節でも暖かい部屋でバイクの手入れができるのがいい。漠然と描いていた夢が実現しました」と嬉しそう。撮影にお伺いした日は、函館からNさんが、北見から鈴木社員もバイクに乗って札幌へ。前庭には、「BMW」「ドゥカティ」「隼」の独伊日のバイクが堂々の勢ぞろい。バイク談義にも花が咲きました。
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整備室へつ続く階段で−右から小原取締役部長の隣に並んで、MさんとNさん。階段に腰掛けているのが上から営業担当の鈴木社員(北見支店)と設計担当の長野課長代理。 |
「ご注文をいただいて」
-土屋ホーム 札幌豊平支店 設計課長代理 長野孝浩 |
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【2mの敷地の高低差もクリアして】
お客さまのご要望を一つ残らず具体化する−そんな思いで設計に臨んでいますので、M様から「思い描いた通り」とのお声を頂戴して、嬉しく思います。敷地の前側と後側に2mの高低差があって、設計には工夫が必要でしたが、バイク専用室を半地下にするなどしてクリア。外観も、窓の位置や大きさに配慮して設計しました。 |
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