音には空気を伝わる空気伝播音と床や壁を伝わる個体伝播音があります。空気伝播音は窓や扉の隙間など空気の通る所から伝わります。「BES-T構法」では高い気密性により外部からの騒音を内部に伝えず、内部の音を外に漏らさない効果があります。とくに開口部にはペアガラスの高性能樹脂サッシを標準採用し、たとえば80デシベルの騒音を室内では50デシベルまで軽減できます。
壁外周部を包む断熱材「SEベストボード」が遮音効果を発揮し、遮音効果を発揮し、防火に威力を発揮する石膏ボードも遮音の役目も果たすため、優れた遮音効果が得られます。
足音や椅子を動かしたときの音などの固体伝播音は、特に2階の音が階下に響きます。「BES-T構法」では、こうした生活音対策として2階床に厚さ6mmの防音・遮音マットを標準施工し、約10デシベルの軽減を行います。また、トイレ周りの間仕切り壁等にはグラスウールを充填し、流水音などを吸音することで、不快な音が伝わりにくい配慮もしています。
2階からの生活音を遮音性能を示すL数値で見ると、通常の木造住宅のL75〜80に比べて「BES-T構法」では足音などの重量床衝撃音でLH60、軽量衝撃音でも*LL65と高い性能を示します。 *北海道立北方建築総合研究所による、実測データ LL値:軽量衝撃音に対する性能 歩行音や椅子を引いたり食器を落としたときの音 LH値:重量衝撃音に対する性能 子供が飛び跳ねたり重い物を落としたときの音 D値:空気伝播音に対する性能 騒音や人の話など空気を通じて伝わる音 *L値はJISによって規定され、数値が低いほど伝わる音が小さいことを示します。 *L値と表示するときは、LL値、L値ともに同じ数値の場合です。 *D値は空気透過音の遮音を示す数値で、数値が大きいほど遮音性に優れています。
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