TSUCHIYA通信
春眠暁を覚えず
中国の古い詩からの引用ですが、訳については諸説あるようです。一般的に「春の夜は短く、また気候も良いので、つい寝過ごしてしまう」という意味で使う方が多いのではないでしょうか。
朝なかなか布団から出られない時の言い訳として会話の中で耳にしたりしますよね。
ところで皆さん、ちゃんと、眠れていますか？
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おうち時間が増えて今までの生活リズムが崩れ、質の良い睡眠をとれない人が増えているようです。最近は「睡眠負債」という言葉を耳にする事も多くなりましたね。これは日々の睡眠不足を借金に見立てた言葉ですが、ただの寝不足と侮ることなかれ。心身に悪影響を及ぼすおそれがある状態なんだそう。少しずつ負債（睡眠不足）がたまっていき「債務超過」になると、血糖値や血圧が高くなったり、認知症のリスクが上がったり、食欲増進のホルモンが出て食べ過ぎてしまい肥満にもつながるのだそう。これは負債のある皆さん、すぐにでも「借金返済」したいですね。個人差はありますが毎日７～８時間の睡眠時間を基準にすると良いそうです。
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また、日頃の睡眠不足を、週末の寝だめで解消しているという方も多いのではないでしょうか。実はこれ更に睡眠リズムが乱れ悪循環が始まってしまうそう。休日のお寝坊は２時間を限度にしましょう。ちなみに、返済には先払いが良いそうで、３０分程度のちょっとした早寝の繰り返しや、日中の仮眠も有効です。春の暖かい日差しの中で、うとうとまどろむのは気持ちよく幸せですがくれぐれも、ぐっすり眠りこんで夜寝られなかった！なんて事にならないようご注意を…。