実は同じ耐震等級3でも、計算方法で強度に違いが。耐震性能の強度の算出方法は3つ。
1:仕様規定による計算
2:性能表示計算
3:構造計算(許容力度計算)
この中で一番安全で強度が高い計算方法が構造計算(許容力度計算)。しかし緻密な計算が必要で手間がかかるため、多くの会社では性能表示計算を採用。土屋ホームでは安全性を第一に優先し、全棟構造計算をおこなった耐震等級3の安心の住まいを提供します。
BES-T構法は「点」と「面」で家を支えることで、地震や台風のような外力にも強く、建物全体に力を均等に分散。耐久性を一段と強化するため、基礎と柱の接合部には独自開発の頑強な金物を、基礎・土台には高強度の異形鉄筋とコンクリートを採用しています。家の重さにしっかり耐え、安全性と耐久性を高めます。
木材は、柔軟性と強靭さ、天然の調湿機能もあり日本の気候風土に最適です。しかし、反りや歪みが課題です。それを解決したのが複数の乾燥木材を貼り合わせて作られたエンジニアリングウッド。無垢材より強度を1.2倍から1.5倍に高め、長期間、美しさと性能を維持します。
外壁の内部は冬の寒さや夏の暑さに敏感で、室内との温度差で結露が発生しやすい環境です。その結果、柱や断熱材にカビが生え、住宅の寿命が短くなることがあります。土屋ホームでは、高気密と外断熱により、構造も人と同じ快適な環境に整えることで、結露を防ぎ、長寿命の家を実現しています。
災害時に注意したいのは、停電による室温の急激な低下。東日本大震災では、多くの家庭が長期間にわたる停電によって寒さと闘いました。土屋ホームは、無暖房になってから24時間経っても室内温度が15℃を下回らないレベル。これにより、災害時でも家が快適な避難所となり、家族を寒さのリスクから守ります。
土屋ホームは住宅金融支援機構が定める「省令準耐火構造」の住まい。一般的な木造住宅よりも火災のリスクが少ない構造で、万一火災が発生したとしても燃え広がりづらいのが特長。
もらい火を防ぐ構造
どんなに用心しても隣家からもらい火を受けることは考えられます。そのために外壁を防火構造として、外部より火が一定時間侵入しない建物としています。
他の部屋へ燃え移らない構造
火元の部屋を燃えにくい材料で区画し、他の部屋への延焼を防ぎます。とくに1階から2階への延焼を防ぐために、1階の天井を強化石膏ボード貼りにし、延焼拡大を遅らせその間に初期消火を行えます。
火の通り道をなくした構造
火災が起こった場合、壁の中や天井裏を伝わって延焼が拡大します。土屋ホームの住宅は省令準耐火構造とすることで、壁と天井の取り合い部分や各室の天井をファイヤーストップ材で区画することで、建物全体への火の燃え広がりを遅らせることができます。
万が一、停電や断水、食糧不足となっても安心して過ごせ、いち早く生活の回復ができるよう、レジリエンスシステム・設備を取り揃えています。