土屋ホームの家づくり

エンジニアリングウッド

組み合わせるともっと強くなる。
誰もがわかっていることを実際に形にしたのがこの木材です。

木の利点を活かし、欠点を克服する。

熱を伝えにくい、調湿作用がある、加工しやすいなど、木は多くの利点を持つ素材ですが、木造住宅では使われている木材の質によって耐久性や安全性が違ってきます。また、木材は木目の方向により収縮率が違い、断面が大きくなるほど乾燥にもばらつきが出て、それが反り、くるいの原因になります。「BES-T構法」は、品質にばらつきがない強い木材を求め、「エンジニアリングウッド」を採用しました。

一般的にムク材では、樹種によって強度の違いがありますが、強度の高い檜でさえばらつきがあります。また、含水率によっても強度の違いが出てくるだけでなく、反りやくるいの原因にもなります。構造用集成材である「エンジニアリングウッド」は、含水率も15%以下に管理されており、安定した強度が期待できます。

ムク材の約1.2~1.5倍の強さで住まいを支えます。

「エンジニアリングウッド」は、いわゆる集成材。複数の乾燥木材を張り合わせることで、ムク材の問題点を解消し、かつムク材の1.2~1.5倍の強度を持たせることができます。「BES-T構法」では、柱や土台、梁といった構造部材はもちろん、下地に使用する間柱などにも「エンジニアリングウッド」を使用。長年住んでもくるいが少なく、建物本来の性能を長期間維持できます。
当社認定のプレカット工場で、誤差数ミリ以下という加工ができるのも集成材だから。安定した品質づくりにも「エンジニアリングウッド」は不可欠です。
張り合わせに使用している樹脂製接着剤は非常に接着性が高く、半永久的にはがれないことが実験で確認されています。

集成材の歴史。

1893年にドイツ人のオットー・ヘッツェルが接着剤を使って集成するという今日のスタイルの集成材を開発し、スイスの公会堂建築に使われました。日本では1951年に四ツ谷の森林記念館で初めて使われました。1968年には米国のハイウェイの橋梁に集成材が使われ、今も現役で活躍しています。
1987年建築基準法の改正によって、日本で大スパンの建築が本格スタートし、出雲ドーム(1992年)、長野五輪のスピードスケート会場エムウェーブ(1996年)、大館樹海ドーム(1997年)など多くの大型建築物に採用されています。
なお、元禄時代に東大寺の大仏殿の修理が行われましたが、このとき長さを継ぎ、何本もの木を寄せ集めて強く丈夫な柱を構成していますが、これは集成材のルーツとも考えられます。