本物をつくるー建築現場から Vol.035

土屋ホーム 建築現場から

僕らは26期生3人の「選抜班」~協力してステップアップを目指す!~

 お客さまに心から満足していただける家づくりをモットーとする土屋ホームでは、常に高品質な住まいをご提供するために、熟達した大工職人の技術の伝承と若手育成に努めています。
 社会人として、また、職業人としての基本を身に付けた上で、確かな技能を培っていくため、入社後、全寮制の企業内職業訓練校「土屋アーキテクチュアカレッジ」(以後、訓練校)で1年間しっかり学習。同期生は、励まし合って学ぶ〝よき仲間〞であり、切磋琢磨する〝よきライバル〞でもあります。
 訓練校修了後、後進の指導に熱心な棟梁に付いて、およそ3年間修行し、2020年春に結成した「選抜班」は、26期生3人組。
札幌市内の新築現場に彼らを訪ねました。

  • 横山 工恭技能士
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 「同期で選抜班を組んでいるのは、僕らのみ。現場の仕事には、親方が必要なので、一現場ごとに交代で親方を担当しています」と語るのは、当現場で親方役を務める横山工恭技能士。
 親方担当者は、現場監督と打ち合わせ、協力業者に連絡し、随時、状況判断しながら仕事を進めます。子方に回った2人は、親方役をサポートし、3人が力を合わせて仕上げていきますが、訓練校からの付き合いとあって、もはや以心伝心、あ・うんの呼吸です。

  • 荒木 健太技能士
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 荒木健太技能士に現在の心境を尋ねると、「選抜班に加われたことは、とても光栄なこと。確かに不安要素はありましたが、同期生だけで取り組めることが楽しみでもありました。各々が先輩に教わってきたことを、うまく生かしていこうと話し合っています」とのこと。
 その言葉を受けて、「彼は一番まじめで、段取りがいい。誰よりも早く動いている」と横山技能士と小西技能士。 

  • 小西 宏輝技能士
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 小西技能士に対しては、「リーダーシップがある」とほかの2人が答え、横山技能士に対しては「決断力があり、仕事が一番きれい」と小西技能士。互いの長所をリスペクトしていることからも、3人が高め合う関係であることが分かります。
 「常に高品質の住まい」という、目指すところは同じですが、手順や収め方(各部材の接合部分)には、大工職人によって多少の違いがあります。というのも、各人の経験値から、最も仕事が進めやすく、間違いがないと思うものがあるからで、状況に的確に対応していくには、そうした柔軟性が欠かせません。

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 3人に、それぞれが付いた棟梁の教えの真髄を尋ねると、「早さも大事だが、優先するのは完成度」「気遣い」「現場の美化」とのこと。そして、「2人のやり方を見、そこから学び取り、自分の今後に反映させたい」と口をそろえます。建築現場の様子を見にいらした施主さまの夢が膨らむよう、清掃を心がけて美しい現場を保ち、丁寧な仕事を迅速に行う3人にとって、施主さまの笑顔が何よりの励みとなっています。